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食欲の秋!糖質のお話

秋は新米やさつまいも、栗、ぶどうなど、おいしい食べ物が豊富な季節です。ついつい食べ過ぎてしまうこともあるのではないでしょうか。

秋の味覚を楽しむうえで意識したいのが「糖質」です。糖質は摂りすぎに注意が必要ですが、健康のために極端に減らせばよいというものでもありません。今回は、糖質の役割と上手な摂り方についてご紹介します。

糖質は体に必要なエネルギー源

糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたもので、たんぱく質・脂質と並ぶ三大栄養素のひとつです。ご飯やパン、麺類のほか、いも類、果物、お菓子、ジュースなどに含まれています。

糖質は体内でブドウ糖などに分解され、脳や筋肉などが活動するためのエネルギー源になります。ただし、必要以上に摂取する習慣が続くと、健康へ影響する可能性があり、摂取量を意識することが大切です。

糖質は摂りすぎても不足しても良くないの?

食事で摂取したエネルギーが、活動などで消費するエネルギーを上回る状態が続くと、体脂肪が増え、肥満や、糖尿病などの生活習慣病のリスクにつながります。

一方で、糖質を極端に制限することもおすすめできません。糖質が不足すると、体や脳に必要なエネルギーが不足し、集中力の低下や疲労感につながることがあります。また、体は脂質やたんぱく質をエネルギー源として利用するため、筋肉量の減少につながることがあります。極端に糖質制限をするのではなく、食事全体のバランスを整えることが大切です。

糖質と上手に付き合う3つのポイント

糖質の適切な摂取量は、年齢や活動量、健康状態などによって異なります。医師や管理栄養士から食事について特別な指示がある場合を除き、1日何gと厳しく制限する必要はありません。

それでは、糖質と上手く付き合うためのポイントを3つ紹介します。

  • 主食の量や組み合わせを意識する

ご飯やパンなどの主食は適量を心がけ、いも類や栗などを食べるときは、食事全体の量や組み合わせも意識しましょう。秋の味覚を我慢するのではなく、バランスよく楽しむことがポイントです。

  • 野菜やきのこ、海藻なども取り入れる

これらの食材に多く含まれる食物繊維には、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。野菜やきのこ、海藻、豆類などを取り入れ、魚・肉・卵・大豆製品などのたんぱく質も組み合わせましょう。

  • 甘い飲み物や間食は摂りすぎない

ジュースや甘いコーヒーなどの飲み物は、気づかないうちに糖質を多く摂る原因になることがあります。飲み物は水やお茶を基本にし、間食は量や頻度を意識するとよいでしょう。

健診で血糖値を指摘されたら?

健康診断で血糖値やHbA1c(ヘモグロビンA1c)の異常を指摘されたことはありませんか?

血糖値は食事の影響を受けますが、HbA1cは過去1〜2か月程度の血糖の状態を反映する指標です。どちらも糖尿病の診断や血糖管理に役立ちます。糖尿病は初期には自覚症状が乏しいこともあるため、健診で異常を指摘された場合は、症状がなくても医療機関に相談することが大切です。

食欲の秋は、おいしいものを楽しみながら、日頃の食生活を見直すよい機会です。糖質を極端に制限するのではなく、適量を意識し、バランスのよい食事を心がけましょう。

当院では、健康診断の結果に関するご相談や、血糖値などの異常についての診察を行っています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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