腹部超音波検査(エコー検査)について

超音波検査とは人の耳に聞こえない高い周波数の音波を体に当て、体内の組織に当たって跳ね返ってきた音(エコー)を画像化する検査です。
低侵襲(痛みや放射線の被ばくがない)検査なので、気軽に受けていただける検査です。
腹部超音波検査では肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓を中心に各臓器の形態を観察します。
条件や症状に合わせ、消化管・膀胱・前立腺・子宮などもチェックする場合があります。
腹部超音波検査をお勧めする患者さん
- 腹部・背中に痛みや張りがある
- 腹部に何となく違和感がある
- 血液検査で異常を指摘された
- 体重減少がある
- 各種検査に不安がある
当院のおすすめポイント
女性技師が対応します
病院にて多くの疾患を診てきた経験豊富な女性技師2名が担当し、症状に合わせた対応が可能です。
毎日検査可能です
月~金 午前外来時間、月・水 午後診察時間 に検査できます。
原則、予約制ですが、痛みがある場合など症状に合わせて随時対応いたします。
その他、当院で行っている超音波検査
頸動脈超音波検査
左右の頸動脈の形態を観察します。
脳へ向かう頸動脈の病変は脳梗塞などの原因になります。血管壁の状態、プラークと言われる詰まりの大きさ、性状を評価します。
高血圧・糖尿病・脂質異常症の方に特におすすめします。
自覚症状がなくても動脈硬化が心配、身内に脳梗塞をおこした方がいる場合もスクリーニング検査としてご相談ください。
甲状腺超音波検査
喉仏の下にある蝶の様な形をした甲状腺の形態を観察します。
甲状腺はホルモンを分泌する大切な臓器で、身体に色々な影響があります。
健診などで肥大を指摘される場合もありますが、自覚症状がない場合も多い為、スクリーニング検査をおすすめします。
心臓超音波検査
心臓の形態、動き、血液の流れを観察します。
胸痛がある場合や健診などで異常を認めた場合だけでなく、日常生活で息切れが気になる、疲れやすいなどの場合も心臓の病気が隠れている場合があります。
心電図と合わせて評価します。