大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)について
このような症状のある方は、
大腸カメラ検査をおすすめします
- 便が細く便秘傾向になった
- 下痢の際、出血があった
- 便に粘液・血液が混じる
- 検診(便混血検査)で異常を指摘された
- 血液検査で貧血を指摘された
- 家族に大腸ポリープ・大腸がんの既往者がいる
- 残便感がある
- 体重減少がある

大腸カメラ検査とは、先端にハイビジョンカメラの付いた人差し指ほどの細い管を肛門から挿入して、盲腸(一部空腸の末端)までの大腸の内側をテレビ画像で観察し、炎症・潰瘍・ポリープ・がんなどの病変を診断する検査です。
大腸は全長1.6メートルの管で盲腸から始まり、上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸で構成されています。
また、腸管壁にある血管へ水分と塩類を吸収させ、粘液により糞便をなめらかにし、蠕動運動により内容物を直腸に移動させる働きがあります。
日本人の死因の第1位はがんであり、そのうち大腸がん死亡率は女性が第1位・男性が第3位と報告されており、今後にも増加傾向にあります。
大腸がんは、大腸カメラを受けていただければ早期発見・送気治療に結びつき、ほぼ完治できる病気です。
体調に異変を感じる事がありましたら、速やかに受診され検査・治療を受けられる事を強く望みます。
当院では、女性の医師(院長)も担当しております。不安・苦痛を軽減するセデーション(精脈麻酔)下で行う検査も可能です。是非ご相談ください。