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食べすぎた年末年始、体はどうなっている?

明けましておめでとうございます。

皆様の健康をサポートできるよう、2026年も丁寧な診療を心がけてまいります。本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は、忘年会・クリスマス・お正月と、どうしても食べ過ぎ・飲み過ぎが続きやすい時期ですよね。「胃が重い」「体重が増えたまま戻らない」など、不調を感じていませんか?

実はこの時期、胃腸だけでなく血管にも負担がかかっています。

今回は、年末年始の暴飲暴食の影響を、胃腸血管に注目してお伝えします。

暴飲暴食の胃腸への影響

短期間に脂っこい食事や甘いもの、アルコールを多くとることで、胃や腸はフル稼働状態になります。

特に、胃もたれや胃痛、便秘・下痢といった症状は、正月明けに非常に多くみられ、負担が続くと慢性化することもあるので要注意です。

正月明けに心がけたい3つのポイント

①脂っこい食事を控え、胃にやさしい食事を意識する

1月7日に七草粥を食べる風習がありますよね。春の七草で無病息災を願う行事食ですが、医学的にも理にかなった食事です。七草粥は消化が良く、年末年始に酷使した胃腸をリセットするのに、ぴったりの一品です。

②アルコールは量と頻度を少し控えめに

アルコールの適正量についてはこちらのブログもぜひお読みください。

③胃もたれや違和感が続く場合は我慢しない

「いつもと違う不調」が続く場合、早めの受診が大切です。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

暴飲暴食の影響は、胃腸だけでなく血管にもあります…

血管への影響

食べ過ぎや飲み過ぎが続くと、血糖値、中性脂肪、悪玉コレステロールが一時的に上がりやすくなります。そして、この状態が続くと、動脈硬化の進行につながることも。

また、冬は寒さで血管が収縮しやすいため、さらに負担がかかりやすい季節です。

動脈硬化とは

動脈硬化とは血管が硬くなり、内腔が狭くなる状態のことです。本来動脈はゴムのようにしなやかで、血液をスムーズに全身に送っています。

動脈硬化が進むと血管が狭く、詰まりやすくなります。症状のないまま進行し、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など、命にかかわる病気につながることがあります。

腸内環境と動脈硬化の関係

腸内環境の悪化は動脈硬化のリスクとなります。腸が血管に影響する理由は主に3つです。

①悪玉菌が作る有害物質の影響

腸内に悪玉菌が増えると、TMAO(トリメチルアミンN―オキシド)という物質が作られます。このTMAOは、血管に炎症を起こしやすくし、動脈硬化を進めます。

②腸の炎症の影響

腸内環境が乱れると腸に炎症が起き、炎症性物質が血液の流れに乗り全身に広がります。その影響が血管内皮に波及すると、血管が硬くなり、プラーク(血管の詰まり)ができやすくなると考えられています。

③コレステロール代謝の影響

腸内細菌は、コレステロールの吸収と胆汁酸の代謝にも関わっており、腸内環境が悪いと悪玉コレステロールが増えやすくなります。

つまり、胃腸を整えることは、血管を守ることにもつながるのです。

動脈硬化は「首の血管」でチェックできます

実は、首の血管(頸動脈)を見ることで、全身の動脈硬化の状態を推測することができます。

頸動脈エコーは超音波を使って、血管の厚み、プラーク、血流の状態を調べる検査です。痛みや放射線の被ばくがない検査なので、気軽に受けていただけます。

以下の方には特におすすめです

「胃腸の相談ついでに、血管の状態も確認できる」のが、当院ならではの強みです。気になる方は、お気軽にご相談ください。

2026年を健康で過ごせるよう、年始の体をいたわりましょう。

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